【南城=久高島】リオ五輪の重量挙げ62キロ級出場を決めた糸数陽一さん(25)=警視庁=が7日、小中学校時代を過ごした南城市久高島での激励会に出席し、「メダルを取り笑顔で島へ帰りたい」とあいさつした。島の拝所に大会での無事を願い、母校の校歌を歌った糸数さん。満面の笑みで、古里からの応援を喜んだ。

リオ五輪出場を決めた糸数陽一さん(中央)の激励会で、ガンバローの声を上げる久高島の住民ら=7日、南城市立久高小中学校

 久高小中学校で開かれた催しには、「島の子ども」「島のニーニー」を励まそうと多くの人が参加。式典で中3の糸数隆人さんは「小さいころに遊んだ先輩の五輪出場にびっくりしたし、うれしかった」と喜んだ。

 西銘正博区長(64)は「お金に換えられない素晴らしい贈り物だ。陽一、ありがとう、そしておめでとう」と祝福。糸数さんは「おじいおばあの喜ぶ顔が見たくて、練習を頑張った。東京五輪は妹の加奈子と出場し島に戻りたい」と話した。

 会場を変えて開かれた懇親会では、お祝い事に出されるカタハランブーの天ぷらや島で取れた刺し身が出され、歌三線が響くと踊り出す人も多く、カチャーシーで盛り上がった。