【沖縄】コザ信用金庫(上間義正理事長)が30日発表した2014年3月期決算は、経常利益が前年同期比21・6%増の3億8100万円で5期連続の増益となった。収益の柱となる預貸金収支は落ち込んだが、県内景気の改善で貸出先の債務者区分が改善し、不良債権処理額が減少した。売上高にあたる経常収益は3・7%減の40億3000万円で3期ぶりの減収。当期純利益は23・3%増の3億2300万円で2期連続の増益だった。

 本業のもうけを示すコア業務純益は26%減の4億5000万円。県内地銀との貸し出し競争の激化で利回りが低下し、貸出金利息収入は前年同期比1億4400万円減。経費となる預金利息は大口預金に上乗せしていた金利を引き下げ、5600万円減となった。預金(平均残高)は軍用地料などの個人預金の増加で、3・6%増の1544億5200万円。貸出金(同)は不動産や建設業などの中小企業向け融資が増え、0・4%増の1049億9100万円。

 不良債権残高は飲食業などの債務者区分の悪化で、8億7700万円増の48億3100万円。不良債権比率は0・75ポイント増の4・44%となった。

 自己資本比率は貸し出しの増加でリスク資産の計上が増え、0・27ポイント減の8・97%だった。15年3月期は経常収益が4・2%減の38億5700万円、経常利益が12・5%減の3億3300万円、当期純利益が11・4%減の2億8600万円を見込む。