【森田のりえ通信員】カリフォルニア州オーシャンサイド在住で、金武町金武出身の与那嶺恵子さん(69)が、日系市民会南加支部と南加日系婦人会が選ぶ2014年ウーメン・オブ・ザ・イヤーに輝いた。日系コミュニティーの発展と融和、日本文化の紹介や日米交流に功績のあった女性リーダーを表彰するもので、5月4日にロサンゼルス郊外のクイエットキャノンで表彰された。

日系市民会南加支部と南加日系婦人会の2014年ウーメン・オブ・ザ・イヤーに輝いた与那嶺恵子さん=ロサンゼルス郊外のクイエットキャノン

 与那嶺さんは、宜野座高校卒業後に知り合ったドイツ系米国人と結婚し1984年に渡米、オーシャンサイドに移り住み琉舞道場を設立した。

 舞踊は子ども時代から慣れ親しみ、72年には玉城流冠千会(当時は玉扇会)池原シズ家元へ入門、本格的に舞踊を修めており、現在はオレンジ郡とアリゾナ州トゥーソンに支部を持つ。

 冠千会は今年で創立30周年を迎え、数多くの門下生を育成。カリフォルニアやユタ、ワシントン州などの大学で沖縄芸能の紹介と継承、発展にも尽力。サンディエゴやオレンジ郡の子ども病院、東日本大震災の復興支援などでもチャリティーショーを開くなど社会へ貢献している。

 また沖縄県人会芸能部メンバーとしてもイベントに多数参加、活躍している。

 与那嶺さんも沖縄の伝統文化を後世に引き継ぎ、故郷との絆を強めるために尽力。「一家の主婦が芸事を続けられるのも家族や門下生など多くの人たちの理解があってこそ成し遂げられる」と受賞を喜んでいた。

 南加日系婦人会は1904年に設立。日露戦争が始まった年で、アメリカに住む日本婦人が母国日本を支援するために自発的に組織されたといわれている。