【崎原朝一通信員】アルゼンチン沖縄県人連合会の婦人部は4月26日、ブエノスアイレス市の連合会館大サロンで第59回敬老会を開催、会場はほぼ満員になるほどにぎわった。呉屋マルタ婦人部長は県人の先輩に敬意を示したほか、「祖先の文化を伝える婦人部創立者の精神を継続することは大きな資産」と話し、後輩に向けて「価値ある財産を忘れないで」と要望した。

敬老会の幕開けを飾って大合奏が繰り広げられた=ブエノスアイレス市の県人連合会館大サロン

 玉城智副会長が乾杯の音頭をとり、婦人部の用意した弁当、和菓子で会食。余興では野村流古典音楽協会や筝曲興陽会両支部員による合奏のほか、婦人部の「かぎやで風」や山本美佐子琉舞研究所円(つぶら)の会、玉城流仲宗根富士子琉舞研究所、宮城流和美の会内間キヨ子琉舞研究所、玉城流大庭キク琉舞道場、カラオケの盛小根美花グループ、琉球サプカイ三線グループが舞台を彩った。

 屋宜宣順県人連合会長は「毎年これだけの敬老者が元気で参加されることは喜ばしい。当会がこんな立派な会館、組織になったことも皆さんのご協力があったからこそ」と祝辞。

 新里孝徳元会長は謝辞で婦人部や舞踊、三線などの協力者へ感謝したほか、「石川美恵子初代婦人部部長、部員の皆さまが日系社会でまだ社会活動が少ない時代、この敬老会を始め、延々と59回目を迎えた」と先人を評価。2世、3世へ沖縄の“ちむぐくる”“ゆいまーる精神”を継承することで「沖縄文化がこの国に根付く」と激励した。

 ほか、タオルと幸地製菓のチョコレートの“復活祭の卵”が引き出物として手渡された。