妊娠を希望する女性やパートナーが、風疹の抗体検査を無料で受けられる事業が沖縄県内の各保健所で始まっている。妊娠初期(20週ごろ)に風疹にかかると、出生児に心疾患や難聴、白内障などの先天性風疹症候群(CRS)を引き起こすことがある。抗体検査は予防接種が必要な人を抽出し、感染予防につなげることが狙い。県健康長寿課は各保健所に問い合わせた上での検査を呼び掛けている。

 那覇市を含む5保健所で既に実施されており、2日からは中部保健所を含むすべての保健所で検査が受けられる。

 県内の風疹感染者は2012年は46人、13年は52人、14年は5月21日までに4人に上る。CRSは08年以降、県内ではないものの、全国で47例の報告がある。ただ、県内では1964~65年の大流行で408件が報告されたこともある。

 検査は保健所によって、回数や曜日、時間帯も異なるため、事前の問い合わせが必要となっている。