仏具販売の照屋漆器店(那覇市、照屋林山社長)と琉球ガラス工芸協業組合(糸満市、大江聖彌代表理事)は、自宅などで遺骨の一部を保管する手元供養用のミニ骨つぼを琉球ガラスで製作し、5月から販売している。両社によると、地場の工芸品を活用した骨つぼは全国でも珍しく、担当者は「沖縄らしい骨つぼを形見として手元に置き、故人とのきずなを確かめ合ってほしい」と話している。

琉球ガラスで作った手元供養用のミニ骨壺を紹介する照屋漆器店の照屋慎営業統括部長(右)、琉球ガラス村の田原朝晴営業課長=那覇市樋川、照屋漆器店

 落ち着いた色合いの黒やシルバー、水色と緑を基調にした12種類で各2万8千円。同組合の工場、琉球ガラス村で製作している。葬儀関連卸業のみやび(照屋社長)が企画、同漆器店が販売する。

 高地価でお墓が作りにくい本土では手元供養も一般化しているが、県内での認知度は低い。同漆器店の照屋慎営業統括部長は「県内でも手元供養の考え方を広げたい。陶器製の既製品に比べ割高だが、地場産品で繊細なデザインにはニーズがあると思う」と話している。問い合わせは同漆器店、電話098(834)5727。