【名護】名護市の稲嶺進市長は2日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場の移設先として日米両政府が計画する辺野古への新基地建設について、11月に予定される県知事選で「大きな争点になると思う」と語った。その上で、辺野古反対を訴える候補者が出馬すれば、支援する考えを示した。

定例会見で記者の質問に答える名護市の稲嶺進市長=2日、同市役所

 稲嶺市長は、基地問題は知事選に限らず、沖縄にとって切っても切り離せないものだと指摘。その上で、昨年の仲井真弘多知事の埋め立て承認によって「非常に大きな反動があり、影響を及ぼしている」と述べ、同問題の重要性を強調した。

 防衛省が進めているキャンプ・シュワブ周辺の立ち入り制限水域の拡大については、「10年前の海上での反対行動が、国は頭の中に焼き付いているのだろう。反対の方法はいろんな表現の仕方がある。それらを全て排除するイメージを与えている」と語った。

 また、先月15~23日の訪米行動について、「知事の埋め立て承認によって(移設問題が)前に進んでいることにはならないと訴えた。今後もいろんな機会を利用し、(移設反対を)訴えていく必要がある」と述べた。