【豊見城】市役所1階ロビーに5月末から小型の人工光型植物工場が設置され、レタスやミニトマト、黒米などの水耕栽培の様子を公開している。宜保晴毅市長は「農業に関心のある市民らに見てほしい」と話している。設置は6月末までの予定。

小型の植物工場前で野菜の生育を確認する宜保晴毅市長(左から2人目)=2日、豊見城市役所

 大阪府立大学植物工場研究センターが開発した。コンテナなど閉鎖された空間の中で一定の湿度や温度を保ちながら水流や肥料を管理、LEDによる人工光で植物を栽培する仕組み。

 植物工場は台風など自然災害に強く、年間を通して無農薬での生産が可能。国内では石川県加賀市や北海道函館市などがレタス栽培などで導入している。

 市ではマンゴーやトマトの生産が盛んに行われていることもあり、宜保市長は「空き店舗内部に設置し、農業を行うなど多くの活用方法がある。現役の農家や農家を目指す若い世代の参考になれば」と述べた。