沖縄県は情報通信技術(ICT)を活用して離島の高齢者の見守りと健康管理の実証事業を始める。

 離島に住む60歳以上の高齢者に通信機能付きの血圧計で毎日血圧を計測してもらい、そのデータを診療所の医師や自治体の保健師、本島の専門医に自動送信することで健康指導や病気の治療に生かす。サーバーに蓄積したデータを分析するなど研究にも活用する。離れて暮らす家族に測定結果をメールなどで通知することで見守りにも役立てる。事業費は約1800万円で一括交付金を活用した。

 本年度は五つの離島で、高血圧症の高齢者計150人に血圧計を配布する予定。今月中に対象の島を選定する。県は、実証で効果が見られれば次年度以降の継続や対象者の拡大も視野に入れている。