沖縄県は5日、21世紀ビジョンの実現に向けて、初めての全体戦略会議を開いた。産業振興部門、福祉保健部門、環境県土部門、公室企画部門の四つの部門から部局横断的な取り組みが必要な10項目の課題を抽出し、確認した。第2回全体戦略会議は8月下旬に開き、今回挙げられた課題への対応を各部門が報告する予定。

 産業振興部門からは「農林水産の地産地消の推進」などが課題として挙げられた。各部局が連携して県産農林水産物の利用状況やニーズを把握し、それぞれが県産品のプロモーション事業を展開する必要性があることを確認した。

 福祉保健部門からは「長寿復活に向けた課題対策」などが挙げられ、健康長寿おきなわの復活には、関係部局が連携して健康づくり関連施策を展開する必要があることを指摘した。

 次回の会議までに、各部局長らが部門間にまたがる課題に対してどのように連携できるのかを協議する方針。行政管理課の石垣永浩課長は「今回の会議で、部局横断的な課題が存在することへの認識が深まった。今後も部局間の連携を模索し、課題解消の実行性を高めたい」とし、全体戦略会議の役割について説明した。