翁長雄志那覇市長は6日午前の市議会6月定例会の代表質問で、市議会与党会派や革新政党などから11月予定の沖縄県知事選に推す声があることについて「オール沖縄に新たな火をおこすためにも、今後とも県民の心を一つにして基地問題解決を求める主張を続けていかなければいけない」と述べたが、出馬の有無には言及しなかった。金城徹氏(自由民主党新風会)への答弁。

代表質問に答える翁長雄志那覇市長=6日午前、那覇市議会

 翁長氏は昨年1月、首相に「建白書」を提出した東京要請行動を挙げた上で「オールジャパンで沖縄に米軍基地を置いておけという中で、私たちはオール沖縄で立ち向かわないといけない。保革の枠を乗り越え、沖縄の政治が変われば日本の政治は変わる」と訴えた。

 政府が進める米軍普天間飛行場の辺野古移設については「危険性の除去は喫緊の課題だが、地元の理解の得られない移設案を実現することは事実上不可能」と説明し「それぞれの主義主張を腹八分、腹六分で押さえてウイングの幅を広げ、一歩前へ踏み出すことが肝要。県民、市民が心を一つにできる政治体制実現の強い思いがあり、これが私の政治の原点だ」と主張した。