「暴力団 YSP マジ多し」-。小中高校生から寄せられた防犯運動の標語の審査会が6日、浦添署であり、審査員16人が一斉に首をひねる作品があった。

 「YSPって何だ?」

 刑事2課の福岡且洋課長が若手署員に確認したところ「やっけー・しーじゃ・パワー」の略。使い走りや銭(じん)かめー(金銭せびり)など、嫌な先輩からの圧力を意味する若者言葉だという。

 少年課の新垣智之課長によると、中高生特有の言葉遣いはまだまだある。「やーひん」は家出、「チャリ暴」は自転車暴走、「デビューしー」は新米ヤンキーを指すという。現場課員は「子どもたちと普通に会話してれば分かりますよ」と涼しい顔。

 標語審査に加わった梶原芳也署長は「若者言葉に付いていけない」と汗をぬぐったが、5部門に計40句の応募があったことに感謝。「作品を自分で考えたり、親と話し合ったりする中で関心が高まるものです」と笑顔でまとめた。(平島夏実)