九州厚生局沖縄麻薬取締支所と県警は6日までに、薬事法で規制されている指定薬物(通称α-PHPP)約2キロを中国から国内に輸入したとして、県内在住の男4人を薬事法違反(指定薬物輸入)の容疑で逮捕・送検した。同支所や県薬務疾病対策課によると、指定薬物の検挙は県内初。4人はいずれも容疑を否認している。

関係先から押収された大量の「脱法ドラッグ」(手前)や植物片、原料、道具など=6日、那覇市・那覇第一地方合同庁舎

 同支所によると、逮捕した3日の家宅捜索で、「脱法ドラッグ」とみられる植物片や粉末のほか、原料や製造道具、全国の脱法ドラッグ店に卸したとみられる伝票も多数押収した。脱法ドラッグ工場の摘発は全国3例目。同支所などは脱法ドラッグを製造し、全国発送したとみて調べる。

 逮捕容疑は、4月30日~5月1日、覚醒剤に似た作用があるα-PHPP約2キロを国際郵便物2個に隠し、中国から那覇市と宜野湾市のマンションへ発送、関西国際空港経由で輸入したとされる。