【名護】名護市民会館前の国道58号沿いに設置されたアグー像の睾丸(こうがん)が、丸見えで不快として市議会3月定例会の一般質問で取り上げられた件で、同部分が5月末以降、樹木で見えにくくなっている。市農政畜産課が像付近の花壇を手入れした際、植栽したという。

ありのまま 名護市民会館前に設置されているアグー像=3月

植栽で隠す お尻部分が植栽で見えにくくなったアグー像=1日

ありのまま 名護市民会館前に設置されているアグー像=3月 植栽で隠す お尻部分が植栽で見えにくくなったアグー像=1日

 市によると、同質問のやりとりが本紙に掲載されて以降、不快との意見がある一方、「ありのままのアグーの姿でいいじゃないか」「隠す必要はない」など、賛同の声が寄せられていたという。

 植栽後は、角度によって睾丸は見えにくくなっている。ある市職員は「賛否両方に配慮したものだ」と話した。

 市は3月定例会で、像の向きの変更などについて、「固定しているので変えられない」などと難色を示していた。

 一般質問した翁長久美子市議は「あの植栽では意味がない」とばっさり。向きを変えるべきだとした上で、「無理なら私が赤ふんどしをはかせる」と強気の姿勢だ。

 アグー像は全長約3メートル、体高は台座から約1メートル70センチと実物の約3倍の大きさ。市が昨年9月、「アグー復活の地」「アグーの里」宣言の際、琉球在来豚アグーの歴史を知ってもらおうと設置した。