県内13市町村の首長と議長が8日夜、仲井真弘多知事を招いた激励会を那覇市の自治会館で開いた。出席者からは「知事が3選出馬するなら全力で支える」との発言が相次ぎ、県政与党系の首長団と知事の結束を確認する場となった。知事は11月予定の知事選に出馬するかどうか明言を避けつつ、首長たちの日ごろの協力に謝意を示した。

 激励会は島袋俊夫うるま市長、古謝景春南城市長、下地俊彦宮古島市長が呼び掛け世話人となり、各市町村長に参加を依頼した。

 呼び掛けに応じて出席した首長は、佐喜真淳宜野湾市長、中山義隆石垣市長、松本哲治浦添市長、上原裕常糸満市長、桑江朝千夫沖縄市長、宜保晴毅豊見城市長、高良文雄本部町長、志喜屋文康恩納村長、宮里哲座間味村長、大田治雄久米島町長の8市長、4町村長。島袋うるま市長は公務があったため、市議会議長が出席した。

 いずれも政治的立場が知事と近い首長で、会合では知事に沖縄振興一括交付金の創設に対する感謝や、3選出馬した場合は支援する考えなどを表明した。

 ただ、現時点で知事が進退を決断していないことに配慮し、首長たちは知事に出馬を促すような発言はしなかった。

 知事は会合後、記者団に「知事選に向けて結束を確認したのか」と聞かれ「知事選?どうでしょうかね。われわれは41市町村の皆さんとは、いつでも仲良くやってますから」と述べるにとどめた。