翁長雄志那覇市長は9日の市議会6月定例会の代表質問で、11月予定の県知事選出馬の意向について「終生の目標を那覇市長として、那覇のまちづくりに全力を尽くしていく。その思いは今も変わらず、これからもまい進していく」と述べた。

 米軍基地問題については「沖縄において基地問題は避けて通ることはできない。私も那覇市長として取り組んでおり、今後も県民の心を一つにして基地問題の解決を求める主張を続けていかなければならない」との見解を示した。

 また、安倍政権が進める集団的自衛権については「わが国も主権国家である以上、国際法における集団的自衛権の権利は有していると考える」と説明。その上で「憲法9条において許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどめるべきであると考えている。よって、集団的自衛権を行使することは、その範囲を逸脱するものであり、憲法上許されない」と述べた。

 知事選出馬については、我如古一郎氏(共産)、多和田栄子氏(社民)、平良識子氏(社大)がそれぞれ質問。

 一方、自民党県連所属の宮里光雄氏(自民・無所属・改革の会)は質問前の所見で「私たちの会派3人は、自民党県連において現職知事の意向を尊重するとともに、予定候補者の決定に至っていない中で知事選の質問をすることは適切ではない」と訴えた。