沖縄県内47の酒造会社でつくる県酒造協同組合は13日から、新商品「琉球紀行」8年古酒を発売する。30度(2500円)と35度(2800円)の2種類。昭和初期に琉球泡盛の宣伝用に作製されたポスターの絵柄をラベルに採用した。県内のスーパーや量販店、県外の物産展などで年間1万本を目標に販売する。

県酒造協同組合の「琉球紀行」

 絵は、昭和5、6年ごろ、泡盛の宣伝強化のために酒造組合が作った最初のポスター。画家の比嘉盛清(雅号・崋山)によるもので、沖縄における初の商業宣伝用ポスターとしての資料価値もあり、県立博物館で展示されている。

 同組合は2007年の県立博物館・美術館の開館に合わせてこのポスターをラベルにした商品を博物館限定で発売。泡盛業界内で親しみある絵柄で評判がいいことから、再商品化を決めた。同組合の高良亨営業部長は「主力商品の『海の邦』よりは手ごろな価格で古酒ならではの深みが味わえる。ポスターの絵柄とともに楽しんでほしい」とアピールした。