自民党沖縄県連は9日の役員会で、県連所属の那覇市議11人の翁長雄志那覇市長への知事選出馬要請は党紀違反とし、党紀委員会で除名を検討することを決めた。10日にも違反を警告する文書を市議に送付し意向を再確認した上で、県連の方針に従う意思を示さなければ処分する。

 自民県連が現時点で知事選の候補者を決定していない中、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する翁長市長への出馬要請は、辺野古を容認する県連の市議として党紀に反すると判断した。

 照屋守之幹事長は役員会後の会見で、市議団は仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認に抗議する那覇市議会の意見書に賛成したとして、ことし3月に1年間の県連役職停止の処分を受けていることを挙げ、より重い除名を検討する理由を説明した。

 一方、自由民主党新風会の金城徹会長は「県連からの通知を確認して会派11人みんなで話し合ってからコメントしたい」と話した。