システム開発のレキサス(うるま市、比屋根隆代表)とエルバホールディングス(長野県、副島直子社長)は、スマートフォンやタブレット端末のカメラを通して、現実世界の映像に3次元の物体や音声・文字情報を映し出すAR(拡張現実)を活用した絵本を販売している。

ARで映した主人公の3次元映像。この写真を無料アプリ「ジュナイオ」で読み込むと絵本の紹介映像を見ることができます

 IT技術をふんだんに活用し、すべてのページにARを取り入れた「世界的にも珍しい絵本」(比屋根代表)といい、全国で10万冊の売り上げを目指す。

 題名は「プリンセス・プーパックとナオ ♯1はじめまして」。6歳の男の子ナオが、魔法のこびとの国の王女プリンセス・プーパックと友達になり、成長する姿を描いた。

 登場するキャラクターが3次元で踊ったり、かくれんぼしたりする。タッチパネルに触れて、キャラクターを操作できるほか、おもちゃを片づけるゲームなどもある。

 物語を音声で聞くこともでき、日本語や英語、中国語のほか、ウチナーグチ、長野方言から選べる。ARは無料アプリの「ジュナイオ」をダウンロードして見ることができる。

 価格は2300円(税別)で、全国の書店で販売。年内にもさらに2冊の出版を予定している。海外での販売も検討している。

 10日、沖縄タイムス社を訪れた比屋根代表は「全ページにARを使った絵本は世界初。家族みんなで楽しんでほしい」としている。