父の日大闘牛大会(主催・古堅闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が15日午後1時からうるま市石川多目的ドームで開かれる。1996年にスタートしたこの時期恒例の定番メニュー。19回目の開催で県内各地の組合から選抜した22頭の11取組を予定する。好取組がめじろ押しで前人気は例年をしのぐ高まり。中でも結びの一番は人気を集め、対戦予想が真っ二つ。圧倒的なパワーでデビューから3連勝の快進撃を続ける新鋭古堅モータース白眉と、前軽量級チャンピオンで闘牛界屈指の実力牛琉仁謝名親方が激突する。観客の肩を揺らす大激戦が予想され、闘牛の大迫力場面がたっぷりと堪能できるだろう。豪華な景品が当たる抽選会も予定されている。入場料は大人3千円(女性2千円)、中高生千円(小学生以下は無料)。

堅い守りで完全復活なるか、前軽量級チャンピオン琉仁謝名親方

電撃速攻で4連勝なるか、古堅モータース白眉

父の日大闘牛大会 対戦表

堅い守りで完全復活なるか、前軽量級チャンピオン琉仁謝名親方 電撃速攻で4連勝なるか、古堅モータース白眉 父の日大闘牛大会 対戦表

■「超特番」古堅モータース白眉 対 琉仁謝名親方

 古堅モータース白眉は非常に闘争心が強く、序盤からパワー全開で戦うファイター型。前場所(3月9日)は有無を言わさぬKO劇(相手は5戦全勝の核弾頭光希JAPAN打)で大勝し、観客の度肝を抜いた。“勢い”を生かし、二匹目のドジョウを狙うが、相手牛の力も上がっており、今回は試金石となる。早い段階で集中力を爆発させ、謝名親方の体勢を崩して腹取りまでいけるかどうか。

 昨年10月に敢行した徳之島遠征(全国闘牛サミットinいせん)の勝利(対戦牛は宝良トガイ)で注目され、今年3月の圧勝劇で人気爆発。今や押しも押されもせぬ実力花形牛にのし上がっている。

 謝名親方は2月の旧正月準全島で大蛇王に敗れ、軽量級王座を失った。その後、3月の石川大会で常勝会龍虎を破り復活。戦いの内容からまだまだやれる印象を深くしたが、今回は重要な一番、まさに正念場となりそう。首力を生かし、白眉の猛攻を食い止めることができるかが焦点。

 親方は旧名が宇良部嵐。沖縄で3連勝した後徳之島に移籍して大活躍した。昨年3月春の選抜闘牛で沖縄復帰し、ここまで4勝2敗。馬天龍虎、嘉良来亥背白、龍天龍鬼丸などの名だたる強豪を撃破しているが、大蛇王のみに2敗。今後を占うに意味ありげな戦績となっている。

 「その他」2番戦の蜂男トガイー来夢は、昨年11月秋の全島以来。中量級王座の闘将ハヤテとの大激戦(14分余で惜敗)が思い出されるが、7カ月の休養が吉と出るか。

 荒波は正月新春大闘牛(戦闘大主に勝利)に続き、今年2戦目。ひところの調子を取り戻しており、大いに期待できそうだ。

 3番戦の有心富士若は前回が不戦勝のため、今回が事実上のデビュー戦。徳之島の大物(5戦全勝)が沖縄でようやくベールを脱ぐ。

 4番戦の友羽総業ランボー(3勝1敗)も徳之島からの移籍で沖縄初場所。こちらも要注目だ。(又吉利一通信員)

 出場牛のデータなどはhttp://togyu.ti-da.net/e6384564.htmlで。