沖縄県内各地で大雨となった11日、南城市知念志喜屋では土砂崩れが発生した。午前11時半ごろ、斜面が幅5~6メートル、高さ約10メートルにわたって崩れ、高さ3・3メートル、横幅5・5メートルの巨大な岩などが電柱を折って、市道や草地に転がった。南城市災害対策本部は、斜面崩落による家屋倒壊の恐れがあるとして、1世帯3人に避難勧告を出した。

高さ3.3メートル、横幅5.5メートルの巨岩が土砂崩れで崩落。電柱を押しつぶした=11日午後1時55分、南城市知念志喜屋(又吉健次撮影)

 この日は、那覇市樋川で午前4時8分までの1時間に36・5ミリ、沖縄市胡屋では午前2時16分までの1時間に33・5ミリの激しい雨が降った。沖縄気象台は、梅雨前線と熱帯低気圧からの湿った空気で、大気の状態が不安定になったためとみている。