【那覇】那覇市が若狭の波之上臨港道路沿いの若狭緑地に建設を進めている高さ15メートルの「龍柱」2本の設置工事について、久高将光副市長は「ゲート的なデザインのシンボルモニュメントを設置することで、観光都市としての那覇市の魅力の向上につながる」と述べ、12月末までに完成する予定を示した。9日にあった市議会6月定例会の代表質問で、前田千尋氏(共産)に答弁した。

龍柱のイメージ図

 市は都市計画マスタープランに基づき、若狭など那覇西地域で、中国とのゆかりが深い歴史性を生かしたまちづくりを推進。2011年に福州市との友好都市締結30周年を迎えたことや、外国人観光客を乗せた大型旅客船が那覇港に寄港をすることなどを挙げ、「那覇の新しい玄関口としての魅力を高めたい」と龍柱の建設に着手した。

 一括交付金を活用し、総事業費は約2億6700万円。予算の内訳は、実施設計業務委託費約1400万円、中国での石材調達や彫刻などモニュメント製作から輸送までの整備工事費が約1億2100万円、若狭に輸送された石材の設置や組み立て工事費約1億1400万円。モニュメント製作に係る施工監理業務委託費は約1700万円となっている。

 久高副市長は「若狭の海岸部から国際通りを経て首里に至るルートを都市のシンボル軸のゲートに位置づけ、歴史文化の展開軸として環境整備を図る」と述べた。