【崎原朝一通信員】在亜沖縄県人連合会の婦人らが5月4日、連合会所属運動場「うるま園」のサロン・センテリオでシブイ(冬瓜)汁を振る舞った。秋も深まり早朝の気温は9度前後。冷気を含んだ風が、もみじ色の木々の間を吹き抜ける季節だけに、郷土料理のごちそうが身も心も温かく包んだ。

シブイ汁パーティーを開いた新垣佐代子さん(左から2人目)ら婦人の皆さん。鳥打帽が下条善徳さん=うるま園

 シブイは、ブエノスアイレス市内の園芸家で大先輩の下条善徳さん(93)が丹念に育て、旬の野菜として寄贈。新垣佐代子さんや島袋節子さん、田場美代子さんが自宅でシブイのほかショウガや鶏肉、豆腐、昆布を入れて煮込んだ。

 シブイ汁パーティーには婦人らの夫や友人ら26人が参加。

 豚のあばら骨で取っただしで煮込まれたシブイは、口に入れると瞬時に溶けるほどおいしく煮上がっており、各人とも郷里料理のシブイ汁に舌鼓を打った。

 その後、ゲートボールをして楽しく過ごし、たそがれ時になると幸せな気分のまま家路についた。