【長嶺栄太通信員】上海旅行博覧会が5月9日から3日間、上海展覧センターで開かれた。アジアのほか、ヨーロッパやアフリカ、南北アメリカなど世界各国の観光地から自治体や旅行関連会社、ホテルなど約500ブースが出展、沖縄の観光関連15社も参加し、中国人来場者へ各地の魅力をアピールした。

中国の観光関連業者(左)から質問を受けるメルキュールホテル沖縄那覇の担当者=上海展覧センター

 沖縄ブースでは沖縄の自然やダイビング、ホテルなど沖縄観光に関するさまざまな側面から情報を発信。ブース内側の壁一面に飾られた海の写真パネルや、三線の生演奏に引き寄せられる来場者も多く、にぎわった。

 中国の旅行業者は沖縄への観光プラン、個人旅行希望者はマルチビザやダイビングについて多数質問していた。

 県内から博覧会に参加したメルキュールホテル沖縄那覇の担当者は、中国での留学経験があり、中国人観光客誘致に積極的に取り組んでいる。

 担当者によると、近年、沖縄-上海間の航空便数増加に伴い、中国人旅行者が増えている中で、従来通りの観光だけではなく、ダイビングやゴルフツアー、ウエディングなど、多種多様な目的を持つ観光客が増えており、今後はリゾートだけでなく、多様な用途に対応できるシティーホテルとして中国側にアピールしたいと意気込んだ。

 昨今、日中問題が多く取り上げられるが、期間中は沖縄だけでなく、日本各地のブースに多くの中国人来場者が詰めかけていた。中国のLCC各社も日本への就航地を増やし、今後さらに中国からの日本観光業は盛り上がりをみせそうだ。