県内では初開催となる第25回九州身体障害者水泳選手権が15日、奥武山短水路プールでオープン参加を含む109人が出場して開かれた。障がいの重度でクラス分けされ、77の大会新記録が出るなど活況をみせた。

県内で初開催の九州身体障害者水泳大会に109人が出場した=那覇市奥武山プール

 日本身体障がい者水泳連盟の河合純一会長(39)も、視覚障がいクラスで出場した。河合会長は「年々障がい者スポーツへの理解も高まっている。沖縄のメンバーからの強い要望もあり、やっと開催することができた」と今後の大会発展へ手応えを得た様子だ。

 県内の障がい者水泳チーム「沖縄マーメイドクラブ」の普久原朝正会長(65)も「毎年大会で顔を合わせる県外の仲間と沖縄で会えるのがうれしい」と笑顔で語った。

 今大会が公式戦初出場の浜坂翼さん(29)=八重瀬町=は、S10(肢体不自由)自由形50メートル、100メートルの2種目で標準記録を突破し、多くの選手が目標に掲げる国内最高峰の大会「ジャパンパラリンピック」(7月)への出場権を獲得した。浜坂さんは「結果が出ると気持ちいい。2020年の東京五輪を目指して頑張りたい」と声を弾ませた。