南城市のおきなわワールドなど観光施設を運営する南都(那覇市)は、新しい社長に副社長の大城宗直氏(38)を昇格させる人事案を固めた。17日に開かれる株主総会を経て正式決定する予定。

大城宗直氏

 2002年、厳しさを増す経営環境に対応するため大幅な機構改革を断行し、会長職から社長に復帰して経営を主導した大城宗憲氏(78)は再び会長に就く。

 沖縄を訪れる入域観光客数の増加が続き、県内観光業界の景気が回復しつつある中、新しい経営体制のもと新たな誘客施策やサービス・商品開発に取り組む方針。

 同社は鍾乳洞のおきなわワールドのほか、ガンガラーの谷、国頭村の大石林山、石垣島鍾乳洞などの観光施設、酒造所を運営。子会社の南都物産が土産品開発、販売などを手掛けている。

 宗直氏は1975年生まれ。95年に同社に入社、総務や営業、観光施設の統括業務を経て、2004年に常務、06年から現職。南都物産の副社長を兼務している。