東北を中心に物流、卸業を手掛けるセンコン物流(宮城県名取市、久保田晴夫社長)は16日、ロシア・ウラジオストク向けにパパイアやニンジンなどの県産野菜を那覇空港から初出荷した。韓国・仁川を経由し、17日午後には現地に到着。18日以降に同社が提携するスーパーに並ぶ。

 同社は約10年前からロシアへの輸出を始めた。約3年前からは食品も取り扱い、ウラジオストクで数店舗を展開するスーパーと業務提携し、販路を確保。加工品や飲料、雑貨など約100品目を出荷しているが、野菜の取り扱いは初めて。日本食は3~5倍の高級品だが、富裕層を中心に売れ行きはいいという。

 ことし初め、スーパー側から県産野菜を仕入れたいとの要望があり、バイヤーを沖縄に招くなど、商談を具体化させた。今回は九州産の5品目、県産8品目の計13品目、約150キロを出荷。県産野菜の調達はオリオン商事(浦添市)に依頼した。

 センコン物流の担当者は「那覇~ウラジオストクのチャーター便の運航などもあり、現地では意外に沖縄の知名度は高い」と説明。「消費者の反応を見ながら、取扱品目・数量も増やしていきたい」と話している。(長浜真吾)