劇団チーム・スポット・ジャンブル(TSJ)の第8回本公演「EDEN(エデン)」が28日午後1時と7時、29日午後1時から沖縄市民小劇場あしびなーで開かれる。宇宙からの侵略によって壊滅状態に陥った地球で、生き残った人々が「エデン」を建国し対抗するSFもの。本格的なアクションと社会風刺を織り交ぜた作品だ。ラジオパーソナリティーの玉城美香が加わるなど話題性にも富む。脚本は末吉功治とビー・スタジオの山田享楽、演出は末吉。

「アクションも見どころの一つ」とファイティングポーズをとる玉城美香と津波信一(中央)=宜野湾市内

 TSJを主宰する津波信一は「SFだが、北朝鮮問題やいじめなど現実世界の出来事とリンクしている」と話す。何が善で何が悪なのかを問い掛けるシリアスな内容だが、エンターテインメント性も忘れない。笑い、特に地元ネタを多く盛り込む。「舞台を楽しんだ後で、空想ではなく身近にもあるかもと気付いてもらえたら」。

 初舞台となる玉城は「せりふを覚えることよりも、演技とせりふを一致させるのが難しい」と一生懸命。パーソナリティーとは全く異なる分野への挑戦に面白みを感じている。演出の末吉は「初めてとは思えない動き」と評価する。

 ラジオリスナーからの問い合わせも多いといい、津波は「生瀬勝久さんらの『万獣こわい』が話題になったように、県内での演劇ニーズは高い。足を運ぶきっかけがあればファンは確実に増える」と期待を込める。

 他の出演は島袋寛之、小渡俊彰、比嘉恭平、ナツコら。

 入場料は前売り2500円。29日は完売。問い合わせはPMエージェンシー、電話098(898)1331。