【糸満】沖縄戦などで亡くなった沖縄県内外出身者らの名前を刻んだ糸満市摩文仁の「平和の礎」で17日、2013年の調査で確認した54人の名前を追加した新たな刻銘板が設置された。

新たに追加された沖縄戦関連戦没者の刻銘板を取り付ける作業員=17日午前、糸満市摩文仁・平和祈念公園

 同日午前、小型クレーン車で約1・2メートル、幅1・8メートル大の斑れい岩の刻銘板が現場に搬入され、作業員らが設置作業を行った。

 追加された54人の内訳は県内38人、県外16人。県内の刻銘者は沖縄戦のほか南洋などでの戦没者、収容所などで亡くなった5歳以下の12人も含まれている。今回の追加で刻銘者総数は24万1281人となった。

 新たな刻銘は県平和援護・男女参画課が遺族らの申請を受けて行っている。戸籍が消失している場合は位牌の写真などを元に確認している。同課平和推進班の友利公子班長は「高齢化を受けて追加刻銘を急ぐ遺族も多い。県でも引き続き確認を行っていく」と申請を呼び掛けた。