【東京】沖縄近海でマグロ漁船のはえ縄が切断された被害に米海軍の音響測定艦の関与が疑われている問題で、沖縄県と沖縄県漁業協同組合連合会(國吉眞孝会長)、沖縄県漁業協同組合長会(古波蔵廣会長)は17日、水産庁を訪れ、原因の徹底究明などを求めた。

 県農林水産部水産課の新里勝也課長が香川謙二次長に要請書を手渡した。要請書では、米艦船の関与が判明した場合、米軍への損害賠償請求で日本政府が米政府との仲介に入ること、米国が対応しない場合は日本政府が責任をもって対処することを求めている。

 新里氏によると、香川氏は「外務、防衛省にも伝えしっかり対応したい」と述べたという。

 山本一太沖縄担当相は同日の閣議後会見で「漁業も含め沖縄振興に係る面も出てくるので要望を聞き対応を考えたい」と述べた。