水無月(みなづき)若手オールスター石川大闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が22日午後1時からうるま市石川多目的ドームで開かれる。今年14回目の闘牛。主催組合や県内各地から選抜した一線級を含む22頭の11取組が予定されている。大会名通りデビュー牛、2勝以下の若手牛が出場牛の半分を占め、新鮮さが際立つ。明日のスター牛を発掘する楽しみの中でも目玉は結びの一番に登場する東立成号(旧名だだ吉三郎)。次期全島一(王座)に最も近いといわれる大物で約1年ぶりに登場する。闘牛ファンには見逃せない大会となりそう。入場料は大人3千円(女性は2千円)、中高生は千円(小学生以下は無料)。

休養十分、頂点めざして始動する東立成号

大物食いに虎視眈々(たんたん)のブルージュニア

水無月若手オールスター石川大闘牛大会 対戦表

休養十分、頂点めざして始動する東立成号 大物食いに虎視眈々(たんたん)のブルージュニア 水無月若手オールスター石川大闘牛大会 対戦表

 ■「大一番」東立成号 対 ブルージュニア 東立成号は13カ月ぶりの出場。昨年5月の春全島で元全島一チャンピオンゆかり号(三代目)を9分余りで下したが、その後長期休養を取っている。前回の体重は1050キロ、分厚い胸板と太い首、典型的なパワー体形でデビュー(2012年10月)から4戦全勝も納得だ。

 これまで竜輝若鷹丸、勝進龍、豪剣荒富士などの新進気鋭を撃破、この3頭とはいずれも無敗同士の対決だった。勝ちっぷりも申し分なく、潜在力の大きさを強烈にアピールした形となり、早々と全島一候補に躍り出ている。休養明け、どんな動きを見せるのか、大いに注目したい。

 ブルージュニア(旧名は松力ブルで前回の体重は1030キロ)は徳之島から移籍牛。今年3月胡屋が沖縄初場所で、不死鳥(5月春全島で古堅モータース若力と引き分け)に敗れている。2戦目は調子が上がることが予想されるが、相手は超大物だけに苦戦は免れない。兎にも角にも、相手の隙を突き、一発大逆転を狙うのみ。

 ■「中量級特番」新力同志号 対 トラムクーパンダ 旧正月準全島で勝進龍に敗れ、デビューからの連勝が4で止まった新力同志号(旧名大和産業若力)は、3月石川でホワイトドラゴンを破って復活。ここで手堅く連勝して再度“上昇気流”に乗ることができるかどうか。

 トラムクーパンダは今年、元旦闘牛で浜川闘神王を下していいスタートを切ったが、3月読谷で松田煌に完敗。それまでの実績(11勝3敗)を考えると、首をひねる負け方だっただけに、今回は正念場となりそう。

 ■「指名特番」大進シャネル 対 優力也 前回(昨年9月、不動明王戦)畳み掛けるような集中力が光ったシャネル(2勝)。今回上げ潮の相手を迎えたところで“真価”が見られるか、要注目だ。優力也は今年に入って北部で2連勝(屋部風神、南の大福)。2戦とも短時間の快勝だった。“勢い”がついており、期待できそうだ。出場牛の詳細はhttp://togyu.ti-da.net/e6411214.html (又吉利一通信員)