県糖業農産課が17日に発表した2013~14年期サトウキビ・甘しゃ糖生産実績によると、サトウキビの生産量は68万2794トンで前期と比べ7448トン(1・1%)増えた。11~12年期の54万トン以降持ち直してきているが、それ以前の80万トン台の水準に回復するまでには至らなかった。

 地域別では、沖縄本島が26万980トンで前期比4480トン(1・7%)増、宮古地域は32万6420トンで853トン(0・3%)増、八重山地域は9万5394トンで2115トン(2・3%)増。

 原料別に見ると、分みつ糖が63万1077トンで9955トン(1・6%)増えた一方、含みつ糖は5万1717トンで2507トン(4・6%)減少した。収穫面積の減少が響いた。

 甘しゃ糖(粗糖・黒糖)生産量は8万1679トンで1590トン(1・9%)減少。干ばつの影響で歩留まり(産糖量)が0・37ポイント減少した。糖別では、分みつ糖が7万4549トンで1093トン(1・4%)減、含みつ糖は7130トンで497トン(6・5%)減。

 分みつ糖の平均糖度は14・4度(前期14・3度)、含みつ糖14・5度(14・6度)だった。

 一方、収穫面積は1万2535ヘクタールで461ヘクタール(3・5%)の減少。沖縄本島は571ヘクタール(8・8%)、八重山は44ヘクタール(2・4%)それぞれで減っており、都市化や高齢化による離農が響いた。

 10アール当たり収量は5447キログラムで250キログラム増えた。沖縄本島は記録的な干ばつがあったものの、比較的台風被害が小さかったため増収。八重山地域は夏植の生育初期の天候に恵まれ増収となった。