国や県からの委託を受けて海洋博公園や首里城公園などを運営する沖縄美ら島財団は18日、那覇市内で評議員会と理事会を開き、任期満了に伴う理事の選任と互選で新しい理事長に常務理事の花城良廣氏(63)を選出した。前理事長の池田孝之氏(琉球大学名誉教授)は退任した。

花城良廣氏

 これまで官僚出身者や学識経験者が理事長職を務めてきたが、内部起用するのは初めて。公益財団法人から一般財団法人への移行で収益事業の展開に力を入れており、長年、現場で事業運営に携わってきた花城氏の起用で経営体制の強化を図る方針。

 花城氏は「施設運営を継続的に担っていくことに加え、600人の職員の接遇面の資質向上にも取り組み、沖縄の魅力を全国、世界に発信していきたい。県内企業と連携した収益事業の拡大にも取り組みたい」と抱負を語った。

 花城氏は1950年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、77年海洋博覧会記念公園管理財団に入社。2003年から事務局長、本部長を経て09年から常務理事。