【読谷】読谷村議会(新垣修幸議長)は18日の6月定例会最終本会議で、集団的自衛権の解釈改憲による行使に反対する意見書を全会一致で可決した。沖縄県内の市町村議会で集団的自衛権の行使に反対する意見書を可決したのは初めて。

 意見書案は仲宗根盛良村議(無所属)が提案した。安倍政権を「時の一内閣の一存で解釈を変えることは断じて許されない」と批判。広く慎重な議論が必要だとし、「恒久平和と平和的生存権、戦争放棄の立場から同権を行使しないことを求める」とした。

 審議中は4議員が退席。途中退席した長浜宗則議員は「国会でも議論中で、もっと議論を深めて判断するべきだ」と理由を話した。

 北中城村議会(花崎為継議長)でも19日に意見書案を提案する見通し。

 那覇市議会(安慶田光男議長)では議会運営委員会が「国民的議論もないままに、なし崩し的に閣議決定を急ぐのは容認できない」との意見書案を審議。自民党県連所属の「自由民主党新風会」が提案した。公明党はじめ共産、社民ら野党会派も賛同したが、同じ自民党県連所属の「自民・無所属・改革の会」は意見書案の文言について会派内で検討したいと賛否を保留。19日に再度、委員会を開いて同案の扱いを審議する。

 一方、豊見城市議会(屋良国弘議長)では18日の6月定例会の最終本会議で、瀬長美佐雄市議(共産)が提案。与党市議から「市政とあまり関係のない国防に関することを論じるのはどうか」などの反対意見が出され、賛成少数(賛成9、反対13)で否決した。