県議会(喜納昌春議長)6月定例会が20日開会する。仲井真弘多知事は任期満了まで約半年とする一方で、11月予定の知事選への去就を明らかにしておらず、与党自民党が代表質問で知事の意向を確認するなど進退をめぐる発言が注目される。一方で、仲井真知事は19日、記者団に「(知事選に)出るにしても出ないにしても(決定は)もう少し後になる」と述べ、6月定例会で言及しない可能性を示唆した。

仲井真弘多知事

 仲井真知事は19日夕、知事公舎で定例会前に定例会している与党と執行部を交えた会合を開催した。知事は会合後、記者団に対し知事選に関する話題はなかったとした上で、「まだ(進退を)決めていない。2回の選挙で世話になった人の意見をちゃんと聞けていない」と述べた。与党の自民と公明の連携が確認されていないことも指摘した。

 6月定例会の議案は空手道会館(仮称)の建設用地取得の議決など計12件が審議される。

 30日の代表質問で登壇する自民党議員が知事選をめぐる知事の考えを質問するほか、野党側からは米軍普天間飛行場返還問題に関連し、名護市辺野古埋め立て承認問題や7月にも想定されるボーリング調査に対する県の姿勢をただす質問が出る見通し。

 代表質問を30日と7月1日の2日間、一般質問を7月2~7日の週末を除く4日間行い、7月15日に閉会する。

 議案は条例4件、議決4件、同意3件、承認1件の計12件。6月定例会から一般質問の冒頭から一問一答形式を選択できる制度を正式に導入する。