【沖縄】県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦を若い世代に伝える「慰霊の日特別企画」(くすぬち平和文化館)が18日、市安慶田の同館で始まった=写真。空襲でガレキと化した首里の街並みや、洞窟に隠れる日本兵を火炎放射器で追い出す米兵の写真、ひめゆり学徒の戦争体験や広島・長崎の原爆被害をまとめた本など約140点を展示している。24日まで、入場無料。

 期間中は毎日午後2時から、沖縄戦のドキュメンタリーや、座間味島や渡嘉敷島などの集団自決(強制集団死)に日本兵が関与したことを証言する住民の映像などを上映する(21日のみ大人千円、子ども500円の料金が出る)。

 18日は、星槎国際高校の2年生約40人が映像を見て、沖縄戦の悲惨さを学んだ。又吉海斗君(16)は「住民は自分の意思で自決していたと思っていたが、兵隊が自決するように言っていたことが初めて分かった。戦争は人をおかしくする」と沖縄戦の実相に驚いていた。山田結香さん(16)は「集団的自衛権の解釈変更や憲法9条を改正しようとする政治家の考えは間違っている」と危機感を訴えた。