【宮古島】20日のサッカー・ワールドカップ日本対ギリシャ戦で、約1万の応募の中から選ばれた「エスコートキッズ」、國仲藍夢(あいむ)君=宮古島市立東小3年=が、憧れの長友佑都選手と手をつなぎピッチに立った。

憧れの長友選手と手をつなぎピッチに向かう國仲藍夢君(右)=20日、ブラジル・ナタルのドゥナス競技場

大型スクリーンで國仲君を探し、声援を送るチームメイトや保護者ら=20日、宮古島市立東小学校

憧れの長友選手と手をつなぎピッチに向かう國仲藍夢君(右)=20日、ブラジル・ナタルのドゥナス競技場 大型スクリーンで國仲君を探し、声援を送るチームメイトや保護者ら=20日、宮古島市立東小学校

 日本マクドナルドが全国から11人を選んだ。当選の報に國仲君と家族は、1月に亡くなった母親の尚子さん(享年31)を思い、「天国のママからの誕生日プレゼントじゃないか」と驚き喜んでいた。父親の朝昭さん(34)とともに宮古島を出発した14日は、國仲君の9歳の誕生日だった。

 20日のギリシャ戦。スタジアムのあまりの迫力に、國仲君は「雰囲気がすごすぎて怖かった」。緊張と興奮がなかなか収まらなかったが、長友選手に「頑張ってください」と声を掛けると、長友選手は「うん」とうなずき返してくれたという。

 憧れの選手と最高峰の舞台に立ち、世界で活躍するサッカー選手になるという夢が、ピッチ上でどんどん膨らんだ。國仲君は天国のママに感謝した。「ブラジルに連れてきてくれてありがとう。これからもサッカー頑張るね」。國仲君は22日に帰国する。

■日本代表「藍夢」を応援宮古島・東小

 【宮古島】宮古島市立東小体育館では20日、登校前の時間を利用し、即席の「PV(パブリックビューイング)」で國仲君を応援した。

 國仲君が所属するサッカーチーム「マティダ東FC」が企画。授業があるため、入場から前半30分までという約束で多くのチームメートや保護者らが集まった。

 子どもたちは大型スクリーンで國仲君を探すもなかなか画面に映らない。それでもペットボトルの鳴り物で「藍夢」、「ニッポン」コールを繰り返した。同級生の堀川聖充君(9)は「帰ってきたら本場のサッカーやブラジルのことを聞きたい」と話していた。