【金武】金武町はやんばる町村ファミリーサポートセンターと連携し、待機児童になっている0歳児を町内の施設で預かる事業を計画している。子育てや親の就労を支援するのが目的。27日の町議会6月定例会で補正予算が可決されれば、7月からスタートする。町などによると、沖縄県内で初めての取り組み。

子育てサポーターの養成講座を受ける参加者ら=金武町金武・町総合保健福祉センター

 「待機児童一時預かり事業」は町内の認可外保育所で対応できていない0歳児が対象。町から委託を受けたサポートセンターが平日午前7時半から午後6時半までの間、町総合保健福祉センター内で一時預かりを行う。子育てを手伝う会員が担当する。

 保育士不足などの理由から4月1日時点で37人(うち0歳児が22人)の待機児童がいる。

 1カ月の利用料は町立保育所の平均に合わせて1万3千円ほどの予定。利用料以外の運営費や人件費は町が負担する。補正予算では約1800万円を計上する。

 事業は来年3月までの予定で、町は4月以降の待機児童解消に向け、保育士の確保や認可外保育園の認可化などに取り組む。

 養成講座が20日まで開かれ=写真、新たに43人のサポーターが誕生した。10カ月の子どもがいる當山礼子さん(30)も受講した。「実家が遠く近くに頼れる人が少ないから利用したい。子どもが大きくなったら、同じ立場のお母さんを支えたい」と話した。