老人ホームで暮らす3人のおばぁの友情と老いの現実を温かく描いた演劇「オムツ党走る!」の公演が21日、浦添市の国立劇場おきなわ小劇場で始まった。出演者たちの軽快な演技とギャグに、会場は笑いに包まれた。

笑いを交えながら老いの現実を描く「オムツ党走る!」=21日、浦添市・国立劇場おきなわ(田嶋正雄撮影)

 第37回新沖縄文学賞を受賞した伊波雅子さんの同名小説を、「愛を乞うひと」などで知られる鄭義信(チョン・ウィシン)さんの演出で舞台化。女優の田岡美也子さんと田仲洋子さん、「おばぁラッパーズ」の新城カメさんがおばぁを生き生きと演じた。県内のお笑い芸人の泉&やよいの2人やベンビーさん、役者の当銘由亮さんも個性が光る演技を見せた。

 伊波さんは「会場の反応が良く、出演者は初日から勢いに乗れた。笑いの連続だが、その先にある物も見逃さないで」と話した。

 「オムツ党走る!」は22、23日午後3時から上演。8月1、2日も公演する。