【山城博明通信員】ボリビア・オキナワ移住地は、沖縄から第1次移民団がボリビアに入った1954年から今年で入植60周年を迎える。オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)では8月15日から3日間、サンタクルス県のオキナワ移住地で入植の歴史の節目を祝おうと中村会長をトップに実行委員会を発足させ、入植祭の準備を急ピッチで進めている。

8月15日の入植祭に向けて発足した実行委員会で内容を吟味した説明会=オキナワ移住地

 同協会は現在、約240世帯800人が加盟。8月15日に会員同士の親善を兼ねたゲートボール大会やゴルフ大会を開く。16日には第1移住地で豊年祭、17日に慰霊祭、記念式典・祝賀会を盛大に開く予定だ。

 式典には隣国のブラジル、アルゼンチン、ペルーから大勢の参加が予想されているほか、ボリビア政府、沖縄県からの参加も調整している。

 オキナワ移住地は1954年8月15日、琉球政府の計画移民として第1次移民団がボリビア入り。1カ月後の9月に第2次移民団も共にうるま移住地に入植したが、原因不明の熱病が発生したため、パロメティア地域に移動した。

 しかし、そこでは十分な土地の確保ができず、現在の場所に移動を余儀なくされ、現在のオキナワ移住地に安住の地を得ている。

 69年の第19次移民団までの計画移民、集団移住は3千人余にのぼる。移住地では大豆を中心に畜産を加えた機械化で大規模経営を実現している。農地面積は沖縄県の3倍近い6万ヘクタールにのぼる。