【久米島】久米島町戦没者慰霊祭が23日、町上江洲の戦没者慰霊塔前であり、遺族会や町民ら約200人が御霊に手を合わせた。

町戦没者慰霊祭でみ霊に手を合わせる遺族ら=町上江洲の戦没者慰霊塔

 遺族会の喜久里強会長や太田治雄町長は「再び戦争が繰り返されることのないよう恒久平和を守り抜く決意」とあいさつ。町内の小中学生らが真心込めて折りこんだ千羽鶴の奉納や、球美中学3年の村吉拓海君が「平和宣言」した。

 遺族らは式に先駆けて久米島出身戦没者1119人が刻まれた刻銘板の前に身内の名前を見つけて花束をささげた。

 久米島に保養で訪れている福島県原発放射能被災地の親子ら46人も慰霊祭に参列。保養施設「沖縄・球美の里」の広河隆一代表は「原発被災地の子どもたちがお世話になっている。大事な慰霊の日に沖縄・久米島の実情を学び、気持ちを表明したい」と語った。(比嘉正明通信員)