【沖縄】泡瀬復興期成会(當真嗣蒲会長)は23日、沖縄市泡瀬の「泡瀬の塔」で慰霊祭を開いた。会員や遺族ら約90人が戦争で犠牲になった泡瀬出身者の冥福を祈った。

戦没者を追悼する参列者=沖縄市泡瀬・泡瀬の塔

 慰霊祭では参列者全員で黙とうし、花をささげ、焼香した。當真会長は「過去の戦争の歴史を厳粛に受け止め、教訓を風化させることなく恒久平和に向けて最大限努力しよう」と呼び掛けた。

 沖縄戦で祖父を亡くした市高原の兼島兼忠さん(81)は「戦争はとても苦しく悲惨で、二度と起こしてはいけない。戦争をなくすために皆で平和について考えようと孫たちにも言っている」と平和への願いを代々受け継ぐ。

 泡瀬の塔は、戦後50年の節目の1995年に建立。日露戦争から太平洋戦争までの戦争で犠牲となった泡瀬出身の軍人・軍属・一般人の計914人が刻銘されている。