観光施設を運営する南都グループ(那覇市、大城宗直社長)は17日、閉館後のおきなわワールド(南城市)内で、利用者により楽しんでもらえるための施設づくりについて社員が改革案を提案する「社員提案討論会」を開いた。約200人の社員と役員を前に、各営業部門から代表者6人が登壇して独自の改善プランを発表した。

全社員と役員を前に施設やサービスの改善案について提案する南都の社員=17日、南城市・おきなわワールド

 日ごろから若手主体の委員会を設けて、利用客の目線にたった施設やサービスの改善点について現場の意見を反映させる取り組みを進めているが、全社員を集めた討論会は今回が初めて。新しい経営体制の発足に合わせて施設の改修計画を示し、具体的なアイデアを募った。

 討論会では、従来の台湾や英語、韓国語などに加えて、今後増えてくる中国本土の簡体字やロシア語表記のホームページ、マップの作成のほか、ハブなどの生き物をより野生に近い形で展示する「行動展示」の提案、表示案内に頼らない案内スタッフによる説明の充実などの改善案が挙がった。同社の大城社長は「沖縄が国際観光都市を目指す大きな節目を迎える中、施設がどう変わり、社員がどう成長していけるか、先頭に立って皆の意見を聞きながら全社一丸となって対応していきたい」と語った。