琉球銀行(金城棟啓頭取)と沖縄銀行(玉城義昭頭取)は25日、台湾の大手金融機関・中国信託ホールディングスとそれぞれ業務提携を締結した。台湾と県内の企業同士を結び付けるビジネスマッチングや、沖縄と台湾の経済情勢・投資環境の情報を共有することで、県内企業の台湾進出を後押しする。両行とも海外銀行と直接業務提携するのは初めて。

 台湾での口座開設や為替決済などの金融サービスを向上させるほか、合弁企業の設立や企業の合併・買収(M&A)へのアドバイスも実施する。

 取引銀行が、進出先での融資枠を保証するスタンドバイL/Cも交わし、現地での資金調達の迅速化も図る。

 琉銀は昨年12月から中国信託と交渉を開始。県内企業の海外展開の機運が高まっている上、台湾からも県内への投資意欲が旺盛と判断し、沖縄と台湾に資金需要があると見込んだ。

 沖銀は外国の為替送金などの国際決済で、為替業務を互いに代行するコルレス契約を中国信託商業銀行と結ぶ予定。

 中国信託ホールディングスは、銀行や証券などの企業9社で構成。総資産は7兆1525億円で、台湾の商業銀行としては最大となっている。