【平安名純代・米国特約記者】米国防総省は23日、最新鋭ステルス戦闘機F35の機体後部から出火する事故が起きていたことを明らかにした。10日前にはエンジンの問題で全機飛行停止措置が講じられていただけに、安全管理体制が再び問われそうだ。

 事故は同日午前7時15分ごろ、フロリダ州のエグリン空軍基地内で離陸直前に発生。パイロットはエンジン停止後に脱出して無事だった。

 機体後部の火災は消火されたが、機体の被害の程度や事故原因などは明らかにされていない。

 今月10日には、同型機1機が飛行中にエンジンオイル漏れを起こしたため、国防総省は13日に一時的に全機の飛行を停止。翌14日午後には大半の飛行が再開されていた。

 エンジンの問題で、F35全機の飛行停止が命じられたのは過去16カ月で2度目。昨年2月には、メリーランド州の空軍基地内で操縦席から煙が出る事故が発生している。

 昨年10月、カーター国防副長官(当時)はワシントンでの講演で、同機を嘉手納空軍基地に配備する方針を表明している。