【名護】勝山シークヮーサー(山川良勝代表取締役)は26日までに、名護市勝山の同社にドリンク充填(じゅうてん)ラインと加工施設の2施設を完成させた。ペットボトル飲料やジャムなどを自社製造する。

施設の完成を喜び、良い商品づくりを誓う山川良勝代表取締役(奥)=25日、名護市勝山・勝山シークヮーサー

 ペットボトル飲料の充填ラインは350ミリリットルのボトルを1日に4500本製造。シークヮーサーやカーブチーのほか、収穫数が少ない在来種「オートー」を使った飲料にも挑戦する。広さは360平方メートル。事業費は約1億2966万円(うち国が約8232万円補助)。

 加工施設では、これまで県外で製造していたポン酢やジャムを作るほか、新商品の精油や種子油も作る。広さ80平方メートル。事業費は約3224万円(うち名護市が1千万円補助)。

 2施設の完成に伴い、新たに5人を雇用。全社員20人で勝山シークヮーサーをPRしていく。

 25日には、創立10周年記念式典と落成式を開き、関係者らと完成を祝った。

 山川代表取締役は「シークヮーサーを余すところなく使い、魅力・可能性を探求していくことが当社の使命。可能な限り活用して、よい商品づくりに努めていく」と誓った。

 稲嶺進名護市長は「6次産業化という言葉が出る以前から実践していた。先進的で全国のモデルになる事業。勝山区全てがシークヮーサーに集中して、産業を発展させている」と激励した。