【中北部】米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが26日、読谷村のトリイ通信施設に繰り返し飛来した。陸軍兵が乗り降りする様子が確認された。米軍の環境レビューによると、トリイ施設は訓練目的の戦術着陸帯ではないが、4月から3カ月連続で飛来しており、恒常化している。

飛来したオスプレイに乗り込む陸軍兵=26日午後0時50分ごろ、読谷村・トリイ通信施設

 オスプレイは民間地をかすめるように陸寄りのコースを通り、午前から午後3時ごろまでに少なくとも6度飛来。一度に約20人ほどの兵士を乗り降りさせ、離陸した。伊江島補助飛行場周辺でパラシュート降下訓練する様子が確認されている。

 環境レビューによると、トリイ施設は訓練目的の戦術着陸帯ではなく、給油、人員輸送などを目的とする管理着陸帯とされ、緊急や特別な目的のために不定期に使用される。在沖米陸軍は「トリイでの離着陸は人員輸送で、訓練をしているわけではない」としている。

 村は4、5月に訓練の中止を申し入れている。石嶺傳實村長は「トリイ使用が恒常化される不安が高まっている。配備自体に反対しており遺憾」と、抗議する考えを示した。

 トリイ施設に隣接する渡具知区の池原義彦区長は「トリイでは訓練しないと言いながら、頻繁に飛来している。県民も村民もオスプレイに反対していて、常態化することは受け入れられない」と反発した。