りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は27日、5月の県内景況をそれぞれ発表した。消費増税後の需要の反動減が続いたものの、一部には回復の動きが出ており、影響が薄れてきている。観光関連と建設関連も好調に推移しているとし、りゅうぎんは「拡大の動きが強まる中、一部に一服感がみられる」と2カ月連続、おきぎんは「拡大している」と4カ月連続で判断を据え置いた。

5月の県内景況

■りゅうぎん総研

 【消費関連】百貨店売上高は2カ月ぶりに前年を上回った。来店客数の増加で、食料品や衣料品が伸びた。電気製品卸売販売額は消費増税後の反動減で2カ月連続で減少したが、回復基調にある。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は3カ月連続で増加。消費増税前の駆け込み需要で契約した案件の着工もあった。建築着工床面積も3カ月連続で増えた。北中城村のイオンモールが大半を占めた。

 【観光関連】観光客数は航空路線の拡充や、クルーズ船寄港回数の増加で、20カ月連続で上回った。主要ホテルの客室稼働率は19カ月連続で上昇。売上高は6カ月連続で増加した。

■おきぎん経済研

 【消費関連】スーパー売上高(全店)は2カ月ぶりに増加。家電を含む家庭用品が消費増税後の反動減で下回ったが、ウエートの高い食料品が伸びた。新車販売台数は2カ月ぶりに増えた。

 【建設関連】公共工事請負金額は2カ月連続で伸長。生コンクリート出荷量は民間工事向けが微減だったが、公共工事向けが大きく伸び、7カ月連続で増えた。セメント出荷量も7カ月連続で増加した。

 【観光関連】ホテル客室単価(シティ、リゾート)は2カ月ぶりに上回った。客室稼働率も上昇し、宿泊収入は6カ月連続で増加した。観光施設入場者数は3カ月連続で伸びた。