米軍普天間飛行場のKC130空中給油機15機が移駐する岩国基地(山口県)を抱える岩国市議会(桑原敏幸議長)は23日、「沖縄の基地負担軽減を図るための決議」を賛成多数で可決した。「基地を抱える他の自治体の先頭に立ち、沖縄の負担軽減を全国に働き掛ける」としている。

 桑原議長は5月、沖縄の負担軽減に向けて全国の基地所在自治体を交えて協議するよう外務、防衛両省に提案していた。今回の決議も政府主導の取り組みを促すものだ。

 決議は、在日米軍基地が果たす役割は重要とし「わが国の安全保障政策に寄与している限り、沖縄の負担軽減を日本全体の問題として取り組むことは喫緊の課題」と指摘した。

 岩国基地は、普天間のKC130のほか、厚木基地(神奈川県)の空母艦載機59機の移駐も決まっている。決議は「今以上の基地拡大につながる受け入れは容認できない」とした。