【大宜味】1930年生まれで、終戦の1945年に喜如嘉国民学校を卒業予定だった「20(にいまる)会」のメンバー20人が15日、同小学校が当時建っていた喜如嘉公民館に集まり、5年ぶりに懐かしい仲間と対面した。今年85歳になるメンバーで沖縄県人権協会理事長の福地曠昭さんも村外から駆け付けた。集まった人々は「これからも健康第一で長生きしよう」と声を掛け合った。

5年ぶりに再会した喜如嘉国民学校「20会」の同級生=15日、大宜味村・喜如嘉公民館

 「20会」はこれまで年に1度、那覇市などで集まっていたが、80歳を迎えた5年前に解散した。だが「85歳になっても元気なら喜如嘉に行こう」との約束通り、今年は県内各地から20人が集まり、懐かしい母校の跡地で互いの近況を語り合った。

 メンバーらは「また皆さんの顔が見られて懐かしくうれしい」「古里の喜如嘉に来るのもいいもんだ」「それにしても、良く集まったなあ」など楽しく語り合い、弁当を食べて歓談した。

 尋常小学校跡の碑前での記念撮影は雨天のためかなわなかったが、前田一徳さんは「85歳になったら喜如嘉に行こうと話していたが、実現できてうれしい。これからもみんな自分を大切にしてほしい」と笑顔。同区の大山美佐子区長は「先輩方から学ぶことは多い。楽しい思い出をつくった古里を大事にしてくれてうれしい」と喜んだ。